コルカタで家を探す方法
コルカタで家の賃貸契約を結ぶためにはブローカーが必要です。
日本で言う不動産屋さんです。
インドの有名な不動産屋さんをネットで探すこともできます。
私たちがお勧めされたのは下の2つの会社でした。
ただし対応が日本人には難しいかなとも思いました。
不動産系だけでなくインターナショナルの大きな会社のカスタマーセンターは若い子たちが対応しているのがほとんどなのですが、インド独特の英語アクセントであることが多くなおかつ超絶早口です。
耳慣れしていないと本当に何言っているかわかりません…。
あとイレギュラー対応にかなり弱いです。
私たちは良い感じのタワーマンションに突撃訪問して、タワー警備員さんからブローカーを紹介してもらいました。
コルカタで良い物件を見つけるには英語だけだと不足が出ることも否めません。
家探しも何度か体当たりで探してみるといいところにいつかたどり着くと思います。
急いで決めると問題が起きることがあります。(トラブルについては後ほど…)
決まるまでの間はホテルやairbnbなどで焦らず過ごしましょう。
なお私たちがairbubから宿泊したお部屋はこんな感じでした。
コルカタ市内の5階建ての最上階にある独立したお部屋、キッチン・バストイレ・wifi付き、電気水道代こみで1日4000円くらいでした。
お掃除も料金に含まれていて頼めば毎日来てくれました。
家のタイプ・家賃
もちろんですが、場所によってお家賃はそれなりに変わります。
私たちはコルカタの市内の郊外で家を探しました。
その辺りだと外国人が住むタイプのフロアを借りると、大体3万円〜6万円が相場かなという感じでした。
基本的な間取りはユニットバス+2ベットルーム+リビングキッチンです。
タワーマンションだと警備などがしっかりしている分お高めになります。
私たちが見せてもらったタワーマンションはコルカタ郊外で6万円〜8万円でした。
契約
賃貸手続きは全てブローカーさんを通して行います。
大家さんとブローカーさんと同席して契約手続きを行います。
値段交渉もその時に行いました。
大家さんへの前金の支払いとブローカーさんへの支払いとして1ヶ月分の家賃が必要です。
ブローカーさんへの支払いは前もっていくら支払うべきか話し合っておきましょう。通常は1ヶ月分ですが、ブローカーさんによっては1ヶ月半とか2ヶ月分を求められることもあります。
契約時にはどこの修繕が誰持ちになるかなど話し合っておきましょう。
自分が入居する前に大家さん側に要求しておきたいことをまとめておき、契約時に折り合いをつけましょう。
さてコルカタだけではなくインド全部で同じだと思いますが、外国人は家を借りて入居するに際しそこの管轄警察署にパスポート情報の登録をしなくてはいけません。
そういう仕事はブローカーさんがやってくれますので、パスポートのコピーを契約時に持っていくことをお勧めします。
トラブル
建物の周りの環境はとても大事です。
コルカタは祭りが多く、その時期には特に人混みと騒音がひどいです。(聞いた話では1年間にヒンズー教の祭りだけで32個あるとか…+イスラム教の祭りがあるよ)
そういう通りの建物に住むと祭りの時期は寝れないくらいうるさかったりします。
それと大家さんは最も大事。
人柄や相性を確かめつつ部屋を決めましょう。
地域密着型の家に住んでしまうとひっきりなしに大家さんや近所の人が訪ねてくることもあります。(外国人は目立ちますのでね…)
正直、トラブルは絶対に起きますのでそこは覚悟しておきましょう。
家の修繕系で私たちが使うのは「urban company」です。
リストに基本料金が書かれています。
仕事に合わせて追加分の料金を支払います。
必要な部品などがあれば一緒にお店に行って買いに行ったりもします。
誰がいつきて今どこにいるかはアプリ上ですぐわかりますし、一応カスタマーサービスにトラブルがあれば連絡できます。
厄介だったのがインターネットの設置です。
何かと問題になるのが私たちにはアダールカードがないことです。
条件を満たせば外国人でもアダールカードを作ることができますが、観光ビザやeビジネスビザではまず作れません。
日本のマイナンバーカードのようなものですが、インドではこのカードがないと銀行開設ができません。
そのためインターネットを開設するときに誰かの名義を借りて開設しないといけません。
さらにインドはなんというか…人脈と規則の間の過渡期なんですね。
なので人脈がものをいうこともあれば規則が人脈を上回ることもあり、その境界線が曖昧なんです(わかってもらえるかしら…)
ですから面倒だと思っても、また人脈による抜け道があってもなるべく正攻法で行うことをお勧めします。
私たちは結局インターネット開設に2ヶ月くらいかかってしまいました。
ルームセッティングについてはまた別のブログでご紹介します。
コルカタがどんなところかについては、こちらの動画がちょびっとは参考になるかもしれません。