ヒンディー語の子音|軟口蓋閉鎖音
ネパール語は母音と子音の組み合わせで構成されています。
今回は軟口蓋破裂音と呼ばれる子音と母音の組み合わせを学びます。
ヒンディー語の子音|軟口蓋閉鎖音
क ख ग घ ङ
🌟舌の後ろ部分を上顎に付けた後に息を一瞬止めて破裂させる音
・・・と説明される子音です。
破裂させますが無気音と有気音に分類されます。
ヒンディー語の発音で重要なのが無気音と有気音の区別です。
その名の通り発音時に空気が外に出るか出ないかです。
舌の位置よりこの区別の方が大事と言っても過言ではありません。
ややこしいですが、一つ一つ見ていきましょう。
ヒンディー語は日本語のように母音+子音で一つの文字という認識ではありません。
文字の考え方はアルファベットの方が近いです。
例を挙げると・・・
「か」はローマ字で書くと「ka」ですが、「k」と「a」を分けて発音しません。
しかしヒンディー語には半音発音つまり子音だけの発音があります。
「k」だけで発音ができるという意味です。
母音についてはこちらのブログをご覧ください。
子音に母音をくっつけるときには母音の形態が変化します。
アルファベットで言うところの小文字にする必要があるということです。
क (k)
क का कि की कु कू के कै को कौ
この子音は無気音の発音になります。
ख (kh)
ख खा खि खी खु खू खे खै खो खौ
この子音は有気音の発音になります。
ग (g)
ग गा गि गी गु गू गे गै गो गौ
この子音は無気音の発音になります。
घ (gh)
घ घा घि घी घु घू घे घै घो घौ
この子音は有気音の発音になります。
ङ (n)
この子音は鼻音になります。
鼻から空気を出すイメージです。
この子音に母音つくことはほぼありません。