ネパールはもともと幾つかの王国に分かれていたものが一つに統合された国です。
なのでカトマンズ盆地の中だけでも王宮が複数あります。
そのうちの一つがバクタプル。
修繕中のバイラブナート テンプル
竹で組んだ足場はネパールの鉄板
バクタプルってどこにあるの?
バクタプル中心のダルバールスクエアとカトマンズトリブバン空港は
道のり大体10キロほどです。
空港近くのバス停からバクタプル方面いくバスはかなりあります。
リングロードから分岐するアルニコハイウェイをまっすぐいけばバクタプルです。
バス停の名前で「バクタプル」という場所はありません。
なぜならバクタプルは広いからです・・・。
バクタプルってどんな街?
バクタプルはもともとネワール王国だったところです。
ちなみにパタンもそうですね。
地震で多くの建物が崩れましたが、復興がゆっくりと進んでいます。
バクタプルは周りがぐるっと塀に囲まれています。
今でもネワール民族の人たちが先祖代々からの土地に住んでおり、ネワール語が話されています。
年齢が上の方々にはネパール語を全く話さない人もいます。
ネワール語さえ話せればバクタプルで住むのに不都合なかったのでしょうね。
バクタプルへの入場に関しては外国人は入場料がかかります。
1日〜7日が1500ルピーで、ハンコと日付が押された券を渡されます。
出入りのたびにその券を毎回見せなければなりません。
バクタプルに入るための主要な道にはチケット発行場所があるので
そこで支払ってチケットを発券してもらいます。
長期観光ビザの場合はビザがある分だけ入場できるカードを作れます。
それも1500ルピーです。
ただし手続きが必要になります。
顔写真とパスポートの顔写真のところとビザのところのコピーが必要です。
手続きができる場所も1箇所だけです。
美術館がある広場に入るための門のところにオフィスがあります。
残念ながらこのカードを作るのはなかなか面倒なんです。
そのカードにサインしてくれる役職のおじさんがいるんですが、いつもそこにいるとは限らないからです。
そのおじさんのサインがないとカード作れないので、いない時にあたっちゃうと何度も出直し食らわされます。
いさえすれば特に難しいことはありません。
バクタプルのおすすめは?
🌟ジュジュドウ
ネパールではどこででもヨーグルトは手に入りますが、その中でもバクタプルのヨーグルトは特別です。
バクタプルのヨーグルトは特別に「ジュジュドウ」と呼ばれます。
ネパールの古都バクタプルの名物王様のヨーグルト【食】Today’s Nepal
バクタプルでは至る所にジュジュドウが売っています。
お店によっても味が違います。
あっさり目のものもあればレアチーズケーキのように濃厚なものもあります。
また少し香辛料が入っていることもあります。
砂糖はもともと入っていることがほとんどです。
バクタプルはカトマンズの隣の街ですがジュジュドウはカトマンズ市内では手に入らないバクタプル地元の特産品です。
バクタプルにお越しの際は是非お試しください。
動画のお店は地図のレストランの下にあります。
🌟バフモモ
モモは餃子みたいな皮に具を詰めたもので、形態は餃子とか小籠包です。
中身は民族によって違ったりしますが、バクタプルはネワール民族の町なので、水牛の肉が詰められています。
アチャールと呼ばれる付け合わせをつけて食べたり、ジョルと呼ばれるシャバシャバした汁をかけて食べます。
動画のモモ屋さんはバクタプルでも有名なモモ屋さんです。
冬のネパールで絶対食べたい本場「モモ」【食】Today’s Nepal
場所はここです。
🌟五重塔
最初の写真であげたバイラブナートと同じ広場にある塔です。
周りにはお土産物屋さん、ホテル、カフェ、露店などがあり
地元の人たちも休みになると集まってきます。
休日の広場の様子
階段で五重塔の上まで行くことができる
🌟ネワールカジャ
ネワール民族の伝統カジャです。
ネパールでは午前10時くらいと夜8時くらいにダルバートを食べます。
そして2時くらいにカジャを食べる習慣があります。
五重塔の近くのネワールカジャのお店
真ん中の干し米や辛く味付けした干し肉が特徴
辛くてしょっぱい味付けです。
ネワール民族の人たちはこのカジャが大好きです。
民族ごとに特徴的なカジャがあります。
バクタプルでネワールカジャを一度体験してみてください。
最後に・・・
昔と今が混在したバクタプルは魅力的な場所です。
レンガ作りの細い路地もノスタルジックで写真映え間違いなし。
ただ迷子には気をつけてくださいね。
まっすぐな道が一つもないですから。