NEPAPI BLOG
海外移住したフリーランス夫婦
HurryとRachel

【旅行記】若かりし無謀な時の海外一人旅《モリタさん家へ行く》

アメリカに行く前に乗馬のお姉さんから情報をもらっていた。

お姉さん:マミーの友達の娘がカナダのバンクーバーにいて短い期間なら泊めてあげれるって

私:カナダ!!行ってみたい!!

実は私が初めて覚えた外国の名前がカナダ。

幼稚園の昼食に刺さっていた旗がカナダの国旗だったからだ。

その頃は「外国=カナダ」だったのでカナダは私にとって意味なく特別だった。

ということで、アメリカについてすぐにカナダに連絡を入れてみた。

カナダ:10日間くらいなら大丈夫よ

私:嬉しいです。ありがとう。お名前はなんですか?

カナダ:モリタです

私:モリタ・・・

とりあえずシアトルからの次の行き先が決定した。

シアトルからバンクーバーまでは列車で4時間もかからない。

電話で列車のチケットを取る。

音声案内:予約の方は”reservation”と発音してください

私:レザベーション

音声案内:・・・予約の方は”reservation”と発音してください

そんなことを5回くらい繰り返して諦めた。

ジェーンが仕事から帰ってきた。

私:レザベーションが通じない

ジェーン:あーwww

ということで彼女が”reservation”と言ってくれたおかげで私は無事に列車のチケットを予約できた。

駅までジェーンに送ってもらい私はバンクーバーへ向かった。

レトロおしゃれなシアトル駅

 

パスポートチェックもあったが列車の中でババっとチェックするだけで終わった。

モリタさんがバンクーバーの駅まで迎えにきてくれていた。

モリタ:こんにちは

私:・・・日本人の方でしたのね?

モリタ:ややこしくてごめんなさいwww

彼女は正真正銘カナダ人。

しかし見た目はしっかり日本人。

彼女の両親は日本人なのだが、両親も子供の頃からカナダにおり日本語が話せない。

モリタさんは日本に行ったこともないそうだ。

モリタ:私の見た目が日本人なのに全く日本語話せないから困ることもあって勉強中なの

私:なるほど

彼女の家は小さな可愛いログハウス風の家だった。

私:綺麗な街並みですね

モリタ:この辺りは景観を損なわないように決まりが厳しいの

庭に植える木の種類も決まっているし、道路から家の玄関までの距離とそこに芝生を植えることも決められている。

彼女の家のそばにはこじんまりとした街があり、おしゃれなカフェやショップもありいい感じのところだ。

スタンレーパーク

「女性が夜一人で来ても比較的安全よ。ゲイのデートスポットだから」とのこと

 

シアトルでも引き続き迷子ゲームを実施していたが、バンクーバーでも1回くらいは迷子にならねばと思い出掛けてみた。

モリタさんから数キロ先に大きなショッピングモールがあると聞いていたのでまずそこに行くことにした。

大通りを歩いて行ったら2時間もかからず着いてしまった。

私:大したことないな〜帰りは住宅地を通って帰ろう

さて、これまでの探索で街にはそれぞれの特徴があることがわかった。

モーカム/特定の危険な道がある

ケリー/道の選択肢が少ない

シアトル/上り下りが多い

バンクーバー/行き止まりが多い

そう、行き止まりが多いのだ。

住宅地は殊更行き止まりだらけ。

「進んでみたら行き止まり」を繰り返し、結局帰ってきたのは夕方。

結局8時間以上もぶっ通しで歩いたことになる。

帰った途端どっと疲れてしまい、次の日熱を出して寝込んでしまった。

近所でよく見かけるアライグマ

凶暴だから近づかない方がいい

 

10日なんてあっという間だ。

次の行き先はシアトルで友達になった人からお誘いを受けていた。

実は今までで一番行きたかった場所だ。

その話はまた次回。