アラスカ旅行を終えてシアトルに戻る。
今回の宿泊先はジェーンの妹分の可愛らしい女性だ。
私と同じくらいの年齢でジェーンの家にいる間に何度か会っていた。
名前は「エリカ」としておこう。
名前については以前のブログで書いたように、ほぼほぼ忘れているのだが「なんとなくそんな感じの名前だったような・・・」という記憶をもとに命名している。
とは言っても失礼極まりないことに変わりないので、彼女達にまた会う機会が万が一あるのなら心からお詫び申し上げたい。
11月のシアトルはそれなりに寒い
エリカは私が今まで出会った友人の中でトップ3に入る寂しがり屋さんだ。
なので「残りの3週間はぜひうちに来て!」と言ってくれたのだ。
ありがたやー。
彼女のマンションはシアトルセンターに歩いて行けなくもない距離にある高層マンションの一室だ。
コンシェルジュもいて、シアターもある。
共用部分の屋上からはシアトルの街を眺めることができる絶景スポット。
1LDKの部屋なのだが、ベットはクイーンサイズの立派なベット。
私:私どこででもねれるからソファーでいいよ
エリカ:え??ベット広いから一緒に寝ればいいじゃない?私もあなたも全然太ってないから大丈夫。
私:今までベットシェアして寝たことないんだけど寝れるかな?
エリカ:じゃぁ一応、間に枕置いて仕切ろうよ
と、そんなふうに寝ていたが3日後くらいにはお互い全く気にせず同じベットで寝れるタチなのだと気がついた。
ポートランドにも観光へ
写真はあったが、残念ながら記憶はない
さて国や人種が違うと生活習慣も違う、もちろん人によって生活は違うものだが。
正直、クリスティーナといた時ほどのびっくりはないのだけれども、ささやかな発見を書くとすると・・・
・家で洗髪しない
1週間に1回、美容室で洗髪とヘアメイクをする。
毎日家で頭も体もゴシゴシ洗う私を見て「なんでゴワゴワカペカペにならないの?」と不思議に思われた。
それは人種がもつの体質の差でしょうな。
・料理はあまりしない
ほぼ買ってくるか外食か。
「料理しない」にも通じると思ったのが、外食するときはほぼ毎回「ドギーバッグ」をお願いすること。
レストランで食べると必ずどれだけか残して、プラスチック容器をお店にお願いする。
ちなみにこの容器はサービスだ。
残ったものをそれに詰めて次の日のご飯にする。
次の日もプロが作ったご飯が食べれるからそうするんだと言っていた。
なるほど・・・。
・綺麗好き
家の中の土足厳禁はもちろん消毒もする。
エリカの家の玄関には靴下も用意されており、お客さんは靴を脱いで靴下を履いて入る。
・自分への投資をちゃんとする
趣味なり健康なりに決まった時間とお金をかける。
なので公園に行くと平日でも本当にたくさんの人がジョギングやらウォーキングやらをしている。
エリカは腸内掃除も月一くらい行っていた。
・普通の牛乳より低脂肪乳の方が高い
基本ダイエット系の方がなんでも高い。
「アメリカ人はダイエットする必要があってもまずいダイエット食品は食べたくないからコストが嵩むのだ」という話を小耳に挟んだが、本当にそうなのかもしれないな・・・と低脂肪乳の値段を見て思った。
ちなみに日本でいうところの「特濃」みたいな牛乳も売っていて、クリームみたいな脂肪の味がするやつも並べて売っている。
・アメリカ人はアメリカが大好き
至る所でアメリカの国旗を目にする。
ルーツは色々でもアメリカで生まれればアメリカ人で、アメリカ人はアメリカが好きなのだと。
アメリカ以外の国に旅行に行こうと思わない人も結構いるというのはそういう理由もあるからなのかどうなのか・・・。
知り合ったある人に「海外行こうと思わないの?」と聞いたら「アメリカは広いのに外に行く必要があるの?」との答え・・・ふむふむ。
こうした生活上の小さな違いでも発見できると楽しいもんだ。
ただアメリカにずっとは住めないなと思った理由が一つ、銃社会だということだ。
シアトルにいて一度銃声を聞いた。
私は銃声だとは気が付かなかったのだが、一緒にいた友人が「あー発砲した音だね」と言っていた。
乾いた鋭い音だった。
「アメリカでは警察が発砲しても基本罪には問われないから、それなりに銃声聞くよ」とのこと。
ジェーンと出かけた時も、彼女が急に立ち止まり「ここ発砲した後の臭いがするわね」と言っていた。
銃が思うより身近だったなぁ・・・。
初めてNBAの試合をスタジアムで観戦
こうして3ヶ月が経過。
私はアイルランドのクリスティーナの家に戻る。
到着先はコーク空港。
ここから先の旅行は入国審査官とのやりとりがいろいろあったなぁ・・・。