NEPAPI BLOG
海外移住したフリーランス夫婦
HurryとRachel

【旅行記】若かりし無謀な時の海外一人旅《ロンドンより帰途につく》

さて帰りの飛行機まで残り約10日ほどとなった。

ヒースローからの飛行機なので最終地点はロンドンへ。

ロンドンで泊まらせてもらったおうちはどういう伝手でのことだったか今となってはもう思い出せないが、繊細かつ豪快なお母さんだったことは覚えている。

場所はCanada Waterという駅の近く。

私がロンドンに住むことができたらこの場所がいいと思うほどいいところだった。

テムズ川沿いをずっと散歩していくと対岸にはCity of Londonのビジネス街がみえて美しいし、こちら側は川沿いに石畳の散歩道があり、ところどころ石造りの建物の間の狭い通りを抜けたり小さな公園を眺めたりできる。

 

対岸からの景色

この景色を見るためにほぼ毎日散歩した

 

散歩途中に現れる路地

ノスタルジックな街並みだ

 

さて観光地に興味のない私。

ピカデリーサーカスにもロンドン博物館にもハロッズにも二階建てバスにもさほど興味がなかった。

だが、1箇所だけどうしても行きたかったところがある。

シャーロックホームズ博物館だ。

行ってから思ったのは、行って残念だった博物館のひとつかな・・・と。

 

シャーロックホームズ博物館

期待が大きすぎたのがガッカリのもと

 

それでも地下鉄駅のBaker Streetの看板に高揚したのでよかろう。

子供の時に見たジェレミー・ブレット演じるシャーロック・ホームズが大好きでどうしても行きたかったのだ。

ただ、ジェレミー・ブレット以外が演じるシャーロック・ホームズにはさして関心がなかったので私が好きだったのはジェレミー・ブレットなのだと思う。

・・・と思ったが、マイ・フェア・レディのジェレミー・ブレットをみてもなんとも思わなかったので、「ホームズを演じているジェレミー・ブレットが好き」が正解だ・・・どうでもいい情報だな。

 

最終日、Canada Water駅からヒースローへ向かう。

OPENチケットでとったので、帰りは行きと同じく大韓航空。

帰りの飛行機はずっと具合が悪く、ずっと吐き気と闘っていた。

実のところ私は頭痛持ちで日本ではしょっちゅう痛み止めを飲んでいたし頭痛が原因の吐き気もしょっちゅうだったが、この1年の旅行の間は一度も痛み止めを飲まなかった。

なのにここへきて吐き気とは。

アジアで生まれたからと言ってアジアに向いた体質であるとは限らないんじゃないかな・・・と思った。

 

ちょうど1年経つ前日に日本に着いた。

この1年間で出会った人たちが今でも元気で生きていてくれたらと思っている。