軽食文化は場所によってかなり変化があって面白いもんですね。
今回はネパールの軽食(カジャ)をご紹介します。
紹介しますのはこちら。
カジャって何?
ネパールでは大まかに10時と20時くらいにご飯を食べます。
間の14時くらいに軽食、つまりカジャを食べます。
ご飯のことを「カナ」というのですが、お米がないと「カナ」とは言いません。
カジャは量的に軽食というよりは、お米を食べないご飯くらいの感覚でもいいかもしれません。
香辛料の効いた蒸し餃子のようなものです。
野菜のみで作ったベジモモ、水牛の肉を使ったバフモモなどがあります。
動画にいくつか載せているのでご覧ください。
ネパールでは寒くなってくるとモモ屋さんの前に蒸し器を並べる光景が見られます。
ネパールではなくてはならない代表的なカジャです。
バクタプルの有名なバフモモ屋さんに行った時の動画です
コロコロの形がバフモモの特徴ですね
モモを揚げて食べることもあります
厨房の様子も動画で見れますよ
辛いタレと他の具材も盛りだくさんのCモモ
この一皿でボーリューム満点です
日本の焼きそばみたいな形状ですが、味は全然違います。
チョウミンは辛いのが一般的。
唐辛子がかなりの量入っています。
日本ではあまり見かけないタイプの食べ物かと思います。
「日本の何っぽい」と言い難い。
パリパリの皮にじゃがいもなどの具菜を入れて、酸っぱい汁をいっぱいかけて食べるのが地元流。
わんこそばのようにポイポイ手元に持って来られるスタイルもよく見られます。
学校帰りの子供たちがワイワイしながら食べてたりします。
因みに通販で自宅で作れるパニプリセットが売ってます。
日本のうどんみたいな感じです。
こちらもかなり辛いのが一般的。
あとパクチーがかなり効いてます。
シェルパ民族のカジャです。
お手軽軽食の代表格とも言えるのではないでしょうか。
インスタントラーメンと生玉ねぎと何かの豆があればお手軽にできてしまう。
ネパールのインスタントラーメンは麺に味がついているので、湯掻いて汁につけなくても美味しく食べれます。
ベビースターさんですね。
ラーメンを砕いて刻み玉ねぎとスナック豆とラーメンについてる顆粒出汁を混ぜればOK。
それだけでも結構美味しいです。
動画のチャトパティはお店のものなのでもっと色々入っていていますね。
このWAIWAIがネパールの会社が作っているインスタントラーメンです。
このままボリボリ食べることもできます。
・・・意外と美味しいんです。
香辛料の効いたかき揚げみたいです。
動画の1:53〜の揚げ物がパコウラです。
上の動画でパコウラと一緒に並んでいるのがタルカリです。
タルカリって「おかず」っていう意味なんですが、カジャ屋さんでタルカリというと
この豆スープがでてきます。
生玉ねぎと生唐辛子をセットにするのが一般的です。
上の動画の2:15〜出てくるのがシェルといわれる米粉で作ったドーナツです。
個人的にはドーナツよりシェルが好きですね。
ちょっと硬めでもちっと感があります。
ネパールではシェルやドーナツはチアに浸しながら食べます。
上の動画の2:23〜出てくるのがサモサです。
日本でも見ることがありますね。
インドの食べ物ですが、ネパールでもよく食べます。
お店によってかなり味が違うのもサモサの魅力です。
私は個人的に豆が入ったサモサが当たると嬉しいです。
ハルワロールは置いているお店が比較的少ないです。
甘く味付けした小麦粉餡(ハルワ)を焼いた柔らかいパン生地みたいなもので包んだ食べ物です。
私の大好物です。
ハルワだけを注文して食べることもできます。
上の動画の3:32〜出てきます。
ネワール民族を代表するカジャです。
干し米、干し肉、干し豆その他いろいろ乗っていたりします。
辛いのが特徴です。
動画は干し肉(スクテ)の有名なネワール民族のお店です。
ネパールのドーナツはとても素朴です。
ほのかな甘みのふかふか揚げパンです。
ドーナツの間にクリームを挟んだものを売っていることもあります。
ナンにもいろんなメニューがあります。
じゃがいもやチーズを挟んだものもあり、ボリューミーです。
私はプレーンナンと豆カレーのセットか茹で卵がぼんと丸ごと入った卵カレーのセットがおすすめです。
ハリーさんはアルナン(ジャガイモのナン)が好物です。
このほかにも色々ありますし、私たちもまだ試したことのないものあります。
探し出してぜひ試してみたいです。
みなさんもネパールへ行ったら食べてみてくださいね。