NEPAPI BLOG
海外移住したフリーランス夫婦
ネパール生活

【ネパールのスパイス】ネパール料理には欠かせないマサラ紹介|使い方

ネパール料理に欠かせないものといえば数々のスパイスたち。

ネパール語ではスパイスのことをマサラと言います。

今回は私が揃えているマサラたちをご紹介します。

 

 

マサラ紹介

 

 

このマサラ入れはネパールではどこの家庭にもあるのではないでしょうか。

私はお店で約160円で購入しました。

便利なので愛用しています。

では中身のご紹介。

 

 

フェヌグリーク(メティ)

これが入ると料理が一気にネパール料理になります。

めんどくさがりな私はパウダーのメティを使っていますが、粒のままで使うのがネパール料理では一般的。

黒くなるまでじっくり油で炒めると香りが立ってきます。

そこにじゃがいもとカリフラワーとニンニクと塩を入れれば絶品ネパールタルカリのできあがりです。

 


 


 

月桂樹(テジパト)

ローリエのことですね。

これを入れると爽やかな風味が出るので、紅茶に入れられることもよくあります。

月桂樹+カルダモン(スクメル)+クローブ(ルワン)を紅茶の葉と一緒に煮立てると、すっきり爽やかな紅茶になります。


胡椒(マリチ)

日本では香辛料というと筆頭に上がるような胡椒ですが、ネパール料理には私が思っているほど胡椒が効いた料理はありません。

お店に行くと粒でしか胡椒が売っていないこともあります。

尚、ミルクティーにするときは胡椒(マリチ)の粒を一緒に煮立てたものがピリッとしたアクセントになって激うまなんです。

砂糖の入った甘いミルクティーに辛い胡椒が妙に癖になります。

胡椒好きな私の感想ですが、辛!!ってくらい胡椒を入れると本当に美味しい。

マサラティーですが、マサラティー用にブレンドされたものをふりかけるのもお手軽で美味しいですよ。

 


 

ブラックソルト(カロヌン)

カロは黒いヌンは塩という意味です。

ネパールではピンクソルトも有名ですが、ブラックソルトもお店に売っています。

ブラックソルトはなかなか個性的な臭いがします。

こういっちゃなんですが・・・卵が腐った臭いです。

でも食品に混ぜると臭いも消えますのでご安心を。

ネパールの塩は岩塩なので塩味がマイルドです。

塩味が苦手な私からすると、海の塩より食べやすいです。

その中でもブラックソルトはマイルドかなと思っています。

塩の食べ比べとかも面白そうですね・・・今度やってみます。

 


 

その他の調味料

 

写真に写っているのは

・メティ(容器に入らなかった残りです)

・塩

・シナモンスティック

・ココナッツパウダー

 

ココナッツパウダー(ナリワルドゥロ)

ココナッツは季節になると果物屋さんにもゴロゴロと売られています。

ココナッツパウダーは日本のようにお菓子作り用というよりは、普通の調味料のようにして使えます。

インドカボチャ+ココナッツパウダー+メティ+塩+ターメリックでほんのり甘みのあるタルカリができます。


シナモンスティック

大きめのスーパーに行けばシナモンスティックが売られていますが、ネパール料理でどのように使われているのかはよくわかりません。

シナモンパウダーは料理によく使われるので、おそらく他のマサラ同様砕くが何かして料理に入っているのかもしれません・・・。

私はシナモンアップルティーにして使います。

10本入りで50円くらいとかなので嬉しいです。

ちなみに珈琲考具のこのステンレスケトルは直火にかけられるのと大きさがちょうどいいのと注ぎ口が珈琲を淹れやすい仕様になっているのでおすすめです。