NEPAPI BLOG
海外移住したフリーランス夫婦
HurryとRachel

【旅行記】若かりし無謀な時の海外一人旅《スペイン旅行》

アイルランドにきて5ヶ月目に突入し、人脈も増えてきた頃。

スペイン旅行へ行く計画に便乗させてもらえることになった。

格安航空を駆使して行くので、トランジットがかなり不便だったが、その不便さも旅行の思い出だし、空港の椅子や床や外の芝生で雑魚寝する経験も後々役に立つことになる。

 

さてEU加盟国同士の行き来は基本パスポートがいらない。

空港に着くとEUからの人たち専用出入り口とそれ以外の出入り口に分かれる。

間違えると職員さんたちに呼び止められてパスポートチェックなどをされる。

私は黒髪の黒目の正真正銘アジア系の顔立ちだが、EU用の出入り口を使ってもうまいこと呼び止められなかった。

 

グループの一人がスペインのマラガ近くの出身だったので、そっち方面の旅行になった。

訪れたのが夏だったのだが異常に暑く温度計50度の表示

正確かはさておき暑さで死者が出たほどだった

 

スペインとわれて「ガウディ」のイメージしかなかった私は、スペイン自体に特段興味がなかったのだが訪れてみてスペイン大好き人間になってしまった。

実のところこのスペイン旅行がきっかけで放浪癖に拍車がかかってしまった。

 

Londaという街

高低差のある地形に石造りの街並みが美しい

 

Jardinea de Cuencaという公園

石造りの橋の上から下をのぞくと足がすくむほどの崖

 

マラガでは何泊か民泊をさせてもらった。

高層マンションが立ち並ぶエリアでその一室に3泊くらい泊めてもらった。

真夏なので近くの海に行こうという話になった。

私:水着ない

友人:私2枚持ってきたから貸してあげる

私:あらゆる部分のサイズが違いすぎるから無理だと思う

友人:じゃお店に買いに行こうよ

実際ヨーロッパにいると体系の違いには本当に驚かされる。

お店のどこを探しても、ホールド感のあるパット入りの水着などない。

まずここでは胸が大きすぎるのが嫌で、胸の肉を取る手術があるくらい。

売っている水着はどれも面積が私のブラの半分の大きさもないし、厚さに至っては4分の1もないんでなかろうか・・・。

私:私海行くの諦めるわ

友人:どうするの?

私:迷子になりに行ってくる

この頃の私の趣味は迷子になることだった。

私は方向音痴だが帰巣感覚は一般よりあるようだったので、わからない街をふらふら散策しては全く知らない場所から家に帰るという一人ゲームを楽しむようになっていた。

一応、民泊先の住所も教えてもらったので最終何とかなるだろうと思って迷子になりに行った。

スペインは物価が安いので、ちょっと綺麗なレストランでご飯を食べても1000円いかないくらいだったし、エソプレッソがおいしいカフェがいっぱいあった。

美味しいからと飲みすぎて危うく貧血で倒れそうにもなった。

ただ気をつけないとシエスタのお時間になり、みんな一斉にお店を閉めてしまう。

そういう時はカフェの道路に並んでいるテーブルで突っ伏して寝させてもらう。

ここではおおらかな人が多く、そうしてても怒られなかった。

少し日が傾き始めると、また街が活動を始めるので私もそろそろ家に帰ろうかと動き出す。

バスに乗り、なんとなくみた気がする街並みになってきたので運転手に声をかけて下ろしてもらう。

さて家を探そう。

ほのかに記憶をくすぐるお店や通りがあるのだが、それを辿って行くとなぜか同じ場所に帰ってきてしまうループ状態。

私:うーん・・・おかしいな。感覚ではここら辺が臭うのに・・・

歩いても歩いても何度も同じところに戻ってきてしまう。

辺りも暗くなってきたので、そこら辺にいる人たちに住所を見せて尋ねてみる。

みなさん親切で教えようとして集まってきては色々言ってくれる。

ただ残念なことに、みんなバラバラのことを言う。

埒があかないな・・・

すでに街灯も点き始めた。

ヨーロッパで夜一人は思っている以上に危険。

これは急がないとな・・・

こういう時は落ち着くことが大事。

立ち止まって、深呼吸して、ステイ先がどんな様子だったか思い出してみる。

そういえば高速で走る車の音が下の方から聞こえてたよな・・・

歩き回っている時に、先の方にハイウェイのような道路を目にしたことを思い出した。

あの道沿いか・・・と思い出せばあとはすぐに見つかった。

この感覚が楽しいから迷子になりに行ってしまうのだろう。

帰ると友人が飛び出てきた。

友人:遅いじゃん!心配したじゃん!

私:だって迷子になったんだもん

友人:もうそれやめなよ・・・

私:まぁ無事だからいいじゃんか。海はどうだった?

友人:ミルキーって言われた(怒)

ここら辺は黒髪に小麦色の肌の人が多い。

私の友人は金髪で真っ白な肌なので目立ったのだろう。

 

さてこの旅行のほぼ全ての空港でパスポートチェックがなかったわけだが、スペイン入国の時だけチェックがあった。

フレンドリーな人で日本語で「こんにちは」と声をかけてくれる。

私のパスポートをチェックして、いつ日本に帰国するのか尋ねられた。

私:あと半年くらいはヨーロッパにいる予定です

係の人:6ヶ月以上は続けてEU内にいられないから、1回EU外にでないとね

私:一つの国に6ヶ月じゃなくてEU内に6ヶ月なの?

と言うことで、ここからいろんな予定がわちゃわちゃになっていく。

この続きは次回。