ブラックプール空港からアイルランドのKerry空港にはあっという間に到着。
飛行場にとまったらみんなワラワラと降りていく。
そして自動ドアを入る。
目の前には無人のパイプ椅子と会議机が無造作に置かれており、それを横目にもう一つの自動ドアを通った。
はい、アイルランドに入場。
電車の改札口より簡単に入国できてしまった。
前書きに書いたように、私の旅は9.11前。
私は9.11の翌年に留学したのだが、この前後で国を跨ぐ際のセキュリティーが大きく変化した。
ともかく9.11前は今と比べると比較的自由度高めだったということ。
空港には難波の奥様のお友達が迎えに来てくれていた。
飛行機が数十分遅れたためかなり心配していた様子だった。
ちなみにヨーロッパは全体として電車も飛行機も計画通りには動かない。
飛行機に乗る時はしょっちゅう掲示板を見に行って、フライトの時間の変更はないか、乗り場の変更はないか確認したものだ。
予告もなしにいきなり変更になるからだ。
時間通りになんて贅沢な話だ。
だが、迎えに来てくれた彼女はオランダ人。
ヨーロッパでは珍しいきっちりのお国の一つなのだ。
ゲストハウスの近くからの眺め
目の前がナショナルパークという絶景地
この時のアイルランドはいわゆるバブル期真っ只中。
そのためヨーロッパのいろんな国からアイルランドに移住してきていた時でもある。
Kerryはキラーニー国立公園もある大変美しい場所。
豊かな自然を求めてやってきた人たちが素敵な豪邸をいろいろ建てていた頃だ。
彼女も夫婦でオランダから引っ越してきて事業を立ち上げていた。
彼女には18歳になる息子がおり、身長190センチの金髪碧眼の一般にいう美男子くん。
彼女:「あなたが男だったらうちにホームステイしてもらうんだけど、年頃の男女が一緒に住むのはよくないからごめんなさいね」
私:「全然平気です。というか一人がいいです」
近所の原っぱ
どこを写真で収めても美しい
こうみえて(どう見えて?)わたしは顔だけに限って言えばストライクゾーンはかなり狭い。
一般的にかっこいいとか美人とかはわかるが、好みについて言えばそれとこれとは別なのだ。
だから自分の顔にもあまり興味がない・・・残念だ。
ともかく、親切な彼女のおかげでいろいろ助けてもらった。
難波の奥様に頼まれて彼女がゲストハウスも予約しといてくれていた。
さてKerryはなかなかの田舎町なので、ゲストハウスの選択肢もそれほどあるわけではない。
さらに私の予定ではかなりの長期滞在だったので、選択肢はほぼなし。
次回はゲストハウスについて書いてみよう。