ナマステ、ハリーです。
さて、インドといえばヒンディー語。
今日はヒンディー語の勉強法のお話です。
英語?ヒンディー語?
インド憲法は連邦政府の公的共通語として英語とヒンディー語を指定しています。
確かに若い人には英語OKです。
しかし日常生活で英語が通じると思いきや、やっぱり必要なのはヒンディー語なんですね。
住んでいろんな人と話すとなるとヒンディー語が必要です。
ただ別の言語が母語の人もかなりいます。
22の指定言語が定められています。
この辺りのことはまた取り上げたいと思います。
インドの人口世界一
ヒンディー語が話されているインドの人口規模についても触れたいと思います。
ー国連が発表した各国における予想人口ー
2030年の人口予想ランキング 1位:インド 15億2,800万人
2050年の人口予想ランキング 1位:インド 17億500万人
全員の母語がヒンディー語ではないですが、ヒンディー語を話す人が世界でも多いことには違いないでしょう。
ですからヒンディー語が話せるということは十何億の人とコミュニケーションが取れる可能性があるということなんですね!
ヒンディー語の何が難しい?
ただヒンディー語を勉強するとなると最初は難しい!
・文字が全然違う:初見では文字と思えないかもしれません。
・聞いたこともない単語だらけ:英語とルーツが同じだと微妙にわかる単語ってヨーロッパ周辺言語にはありますが、ヒンディー語は全然想像ができないです。道=ラスタとか水=パーニーとかです。そして生活に密着した単語ほど英語で言うと「は?」と言う顔をされたりします。
・学んでいくと動詞の活用が大きな壁:現在・過去形、私・あなたで動詞の最後が変わります
・単語によって女性形と男性形と複数形を使い分ける:日本語にはないので余計に難しく感じます。例えば「家(घर/ghar)」は男性なので「私の家」は「मेरा घर/meraa ghar」ですが「車(गाड़ी/gaadii)」は女性なので「私の車」は「मेरी गाड़ी/merii gaadii」です。これはもう覚えていくしかないです…。
そこで!私たちが実際に使ってきた、これがあればOK!爆速でヒンディー語が学べるお役立ちツール3選をご紹介します!
ヒンディー語勉強無料ツール3戦
少し日常会話をするだけじゃなく「文字が読めるようになりたい」「基礎的な文法を知りたい!」という方へはまずこの3つを網羅することをおすすめします。
1大阪大学 言語文化研究科 ヒンディー語初級eラーニング
とにかくすごい!
基礎が完全網羅されていて、ここまで充実した教材が無料とは驚きです。
大阪大学ありがとう。
文字から学べて発音は再生ボタンで再生できます。
(ヒンディー語はネパール語の読みと発音は同じなのですが、初心者の方には最初からこの教材があると大いに助かると思います)
そして文法が説明されていて、例文がありそこに出てくる単語もリスト化されています。
さらにビデオにPDFのテキストまで用意されています。
これを順番通りにやっていけばOK!
これが無料なんですから使わない手はないです!
私もPDFをダウンロードしてGoodnotesでメモしたりハイライトをひきながら勉強しました。
ヒンディー語の全体像をだいぶつかめたと思います。
ちなみに他にこんな言語があります↓
アラビア語/インドネシア語/ウイグル語/ウルドゥー語/スウェーデン語/スペイン語/スワヒリ語/タイ語/デンマーク語/トルコ語/ハンガリー語/ヒンディー語/ビルマ語/ベトナム語/ペルシア語/マラーティー語/モンゴル語/ヨルバ語/ロシア語/日本語
デメリットはページの構造が変わりずらいです。
そしてサイトも開きにくい。
「あれ…どこから入るんだっけ??」となります。
課別学習が第12課まで、文法編も第12課まであるので、順番通り一通りすればかなり学べるはずです。
2ヒンディー語教室ナマステヒンディー ヒンディー語文法解説
>>ヒンディー語教室ナマステヒンディー ヒンディー語文法解説
このサイトがいいのは体系的にまとめられた表がたくさんあるということです。
先ほどの大阪大学 言語文化研究科 ヒンディー語初級eラーニングでは例文がボリュームあるのですが、細かい文法の違いなどは説明されていません。
過去形は過去形のみを説明って感じなので違う時制の比較などもできません。
学んでいくと色々疑問が出たりもう少し整理したいと思えてきます。
一方ヒンディー語教室ナマステヒンディー ヒンディー語文法解説には各文法ごとに表があって、しかもよく整理されています。
例えば「動詞の活用が知りたい」「過去形と未来系の違いが混乱しているのではっきりさせたい!」なんて時にパッと確認できます。
私は代名詞・疑問詞・指示語・動詞の活用表のページは常に開いておいて何かあると見るようにしています。
数詞のページには数が全部載っているのでこれも開いています。
「大阪大学 言語文化研究科 ヒンディー語初級eラーニング」をメインに言語の全体構造を学び「ヒンディー語教室ナマステヒンディー ヒンディー語文法解説」で細かいディテールを整理していくのが効率いい最強の組み合わせ
>>ヒンディー語教室ナマステヒンディー ヒンディー語文法解説
ここまではウェブサイトでした。
最初から文字情報だと難しいという方もいらっしゃるかもしれません。
次はYouTubeの動画教材のおすすめです
3YouTuber まよさんのチャンネル「まよ@インド沼」ヒンディー語動画シリーズ
インド系YouTuberといえばのまよさんです。
日本人向けチャンネルの登録者は2万人以上、インド人向けのチャンネルの登録者は310万越えています。
彼女は大阪大学ヒンディー語専攻で、私が聞いても発音やヒンディー語レベルもお高いです。
バレリーナを目指していたとのことで、プロとコラボダンスの動画も出しておられます。
そんな人見まよさんの17まであるヒンディー語講座シリーズから動画で楽しく学べます。
進み方は大阪大学の教材の構成と似ていて、読み方から入って文法ごとに例文を使ってわかりやすくでもしっかりと教えてくれます。
スクショしまくって勉強しました↓これ一部です
硬くなりがちな言語の勉強を、冗談とかモノマネを入れながら楽しく教えてくれますね!
ライトに学び始めてみたい方は
大阪大学言語文化研究科ヒンディー語初級eラーニングやヒンディー語教室ナマステヒンディー ヒンディー語文法解説の前にまずはまよさんのチャンネルの動画を一通りみてみてもいいかなと思います。
ここまで無料のヒンディー語勉強ツール3選でした
ここから番外編でちょっとお金をかかるけどおすすめツールを2つご紹介します
番外編①:旅の指差し会話長 インド
旅好きに愛されている「指さし」というやつです。
旅の指さし会話帳22 インド(ヒンディー語) (旅の指さし会話帳シリーズ)
ネパール語の指さしにはお世話にな理すぎてボロボロになってしまいました。
文字、あいさつ、自己紹介、空港や街や乗り物、地図など旅のテーマ別のページは旅行者に便利。
病気やトラブル系のページもあります。
数字、いろ、時間、月日、気候、食材食事、、、などなど幅広いです。
ここまでだと旅用の会話だけの本。
でも指さしを重宝するのは、後ろのページに動詞、疑問視、形容詞、2500の単語帳があるところです。
旅行でも留学でも移住でもインド行く人は買っておいて損はないと思います。
旅の指さし会話帳22 インド(ヒンディー語) (旅の指さし会話帳シリーズ)
番外編②:現地の先生
ここまでは日本語でのコンテンツでした。
でも言語は使ってなんぼです!
ご紹介したツールはどれも本当におすすめなんですが、教科書見るだけではなかなか持続力や上達スピードに限界があるかなと思います。
現地に行ければいいですがすぐにはそうはいかない方、もしくはもっと確実に早く学びたい方はやはり現地のヒンディー語を話す方にも教えてもらうといいです。
文法に関してはまず日本語で学ぶのがいいですが、発音や感覚については現地の方に教えてもらうと言語上達のスピードアップができます。
例えばZoomで一人なら1回300ルピー(約500円)、2人なら500ルピー(900円)スタートくらいが相場です。
じゃどうやって探すかというと、X(旧Twitter)のインド関係者の方の紹介とかがいいかな〜と思います。
もちろん私にXでDMいただいても幾らかお繋ぎできます。
料金の支払い方法などちょっと一手間ありますが週に1時間話すだけでも全然違います!
言語を学ぶのは楽しい!
新しい言語に触れると「こんな言葉があるんだ〜」と知見が広がります。
その言葉を使ってまた新たな人とコミュニケーションも取れるので楽しいですしね!
ヒンディー語勉強無料ツール3選いかがでしたでしょうか?
現在14億人、そして2050年には17億人になるインドです。
インドやヒンディー語に興味がある方の参考になれば嬉しいです!