NEPAPI BLOG
海外移住したフリーランス夫婦
HurryとRachel

【旅行記】若かりし無謀な時の海外一人旅《パリで待ち合わせ》

ネットで航空チケットを取るため、Kerryにいる間にEメールアドレスを作っていた。

なので、遂にパソコンがあればいろんな人とやり取りできるようになったのだ。

とはいえ、私の手元にはパソコンも携帯電話もない。

Kerryにいる時にはクリスティーナにパソコンを借りていた。

ただこの頃はネットの使用量が高かったし使用料金計算も不思議だった。

「1ページいくらですよ」的な料金体制だったと思う。

クリスティーナの家で私は調べ物をしすぎて、1ヶ月の料金が約1万円を超えたためクリスティーナに絶叫された。

申し訳なかったので私が多めにお支払いするということで収めたのだが、そんな感じでネットがなんとも使いにくい時代だった。

 

Toulouseでのホームステイ先だがパソコンがなかった。

ただ家庭にパソコンがあるとは限らない時代だから存在するお店もある。

Toulouseにある大学周辺にいくとWindowsのパソコンがずらっと並んだお店がいくつもあったのだ。

学生たちがパソコンを使うためにこういうお店に来るのだろう。

実はネパールには今でもこれと同じパソコン貸し出しのお店がある。

 

Toulouseからの移動先の方との連絡を取るためメールをチェックする必要があった私はバスに乗って街の中心地まで行ってみる。

どこにそういうお店があるのかわからなかったので、早めに家を出たのだが案外順調についてしまった。

大学に向かってお店を覗きながら歩いているとすぐにパソコンの並んだお店を見つけた。

が、開店より15分ほど早くついてしまった。

どうしようかと思ってガラスウィンドウの前にじーっと立っていたら、奥からおじさんが出てきた。

おじさん:どうしたんだい?

私:思ったより早くついちゃったんです。

おじさん:いいよ、入りなさい

いい人だー。

大学近くのお陰か、このおじさんは英語で会話してくれる人だった。

1時間いくらくらいだったか忘れたが(千円くらいだったと思うのだが・・・)支払ってメールのチェックができた。

 

ステイ先の飼い猫クッキー

人の名前は忘れるが猫の名前は基本覚えている

 

次のステイ先は今泊めてくれている夫婦の友人の友人宅。

実はパリではこの旅始まって以来したことがなかった「有名どころを観光する」というリッチな予定があるのだ。

というのもシアトルで仲良くなった友人サラが「フランス行くなら一緒にパリ観光しようよ」と言ってくれたからだ。

「もう2度と来ることないだろうから行っとこう」と思って一緒に観光することにしたのだ。

では格安航空のeasyjetでパリへひとっ飛び。

それにしても飛行機の移動が電車や車よりも安いとは・・・。

すごい時代になったもんだなぁ。

パリには私が先に着き、数日後にサラが来る予定。

パリの夫婦は二人まとめて泊まらせてくれた。

お世話になりました。

この旅二度目のベットシェア。

ただサラも小柄で細いのでベットをシェアするのになんの問題もなかった。

次回はパリの有名どころを回った時の話。